国内で扱いのある海外輸入キッチンの中でも、「アート」の哲学があり、価格が1000~2000万円前後のミドルレンジのキッチンです。
「Valcucine / バルクッチーネ」デザインキッチンの紹介
~ 建築に溶け込み、そして意識するたびに美しく語り合える上質なキッチン
アートピースとしての美しさ
無駄な要素を削ぎ落として、突き詰めた「大切なもの」と
空間に「線」をひくことで生み出される上質な「時間」。
バルクッチーネのキッチンは純粋無垢なボリュームが交差し、素材の変化と、ボリュームの隙間の間に生まれるその"遊び"は、ときにアートとして、ときに日々に流れる「時間」をここちよく演出します。
お手持ちの家具やアートを引き立てる上品さ
個性的といってもキッチンだけが決して悪目立ちするわけではなく、お手持ちの愛着のある家具やお気に入りの照明とあわさりながら、空間の質を上品に演出することがValcucineキッチンの特徴です。
石・金属・木が相互作用し、素材への情熱が力強く現れる彫刻的な要素を有しています。それらはヴァルクッチーネに常に影響を与えてきた多様性の調和の原則に従い、影響されています。
サスティナブルな思想
ーValcucineに流れる、思想とデザインを支えるサスティナブルな視点。
例えば扉にはアルミと(キッチンとしては稀有な、5mmの軽量でソリッドな)ガラス材を用い、軽量で環境負荷が少なく100%リサイクル可能*1な製品群。
ー富裕層になぜ受けるか?
コロナ危機以降、特に富裕層の皆様におかれましては高級品の消費志向よりも、よりローカルで環境志向「グリーンリビング」「サスティナブル」への傾向が見受けられるようです。つまりそれは、より自らの体、大切なヒト、家族との時間へと、価値のフォーカスが移っていっていることが伺えます。
Valcucineのキッチンは、空間も、そこに住まう人々、そしてそれらを結びつける思想をアートとして昇華させている稀有なキッチンメーカーの一つです。
*1. 主に欧州での展開。日本国内の商品には一部パーティクルボードを使用し、環境負荷率は一律ではありませんのでご留意ください。
デザインバリエーション
素材例
特に、扉においては厚みを5mmと規定し、大切にすべきアートとサスティナビリティへの哲学が貫かれています。
したがって、主要な扉の多くはカラーガラスを採用し、またスレートなど石目のものは3mmの天然石のスライスを2mmの基材と合わせるなどのデザイン哲学が一貫されています。
"発想を技術にすり合わせてゆく"といった、システムキッチンなどの"使い勝手からのアプローチ"とは異なり、人生においてアートとデザインの意味をとても大切にする、アートとデザインが育まれた国ならではの本質的なアプローチがそこにはあります。素敵ですよね。
すっきりとしていて本質的なデザインを支える様々な表面の素材感。それは最新のテクノロジーから生まれた、環境にも配慮のある金属調の仕上げなどをはじめ、ガラス、ブロンズ、銅…様々なアートと生活に「必要」を見出された表層が提供されています。
東京ショールーム展示案内
Valcucine/バルクッチーネ東京のショールームは東京の港区南青山4丁目に存在します。
1F展示:GENIUS LOCI
ー GNENIUS LOCI …
ゲニウス・ロキ(ジーニアスロッチ)はラテン語で、「場所の精霊」という意味。
風土の精霊に逆らわず、緩やかに寄り添う姿勢。土地の風土,固有の歴史を尊重することが、すぐれた景観を生むという思想です。
その発想の通り、カウンターにまで仕込まれたアクセントアートとなる収納(浅引き出し)は、無駄を極限まで減らし、またその帯板の意匠に霊魂を込めるかのように18種類の意匠からラインを選ぶことができます。
そのラインはキッチンに立った際に一番美しく見える角度にするために微かに傾斜しています。
地下展示1:GENIUS LOCI 別タイプ
一切のノイズを廃したラインの構成に徹底したアート哲学を得ることができます。
こちらのタイプは浅引き出しにワークトップと同柄のカルトーゾ(天然石)の意匠を施したものです。
以下はカタログから転載した別のGenius Lociのレイアウト例。…無駄がなく、美しい。。。。他社の真似出来ない(というか哲学が異なる)Valcucineならではのデザインです。
地下展示2:ARTEMATICA(アルテマティカ)
ジーニアスロッチと比べ、天板に浅引き出しがありませんが、その分軽快で浮遊感を感じ取ることができます。
上記と下記の画像もカタログより拝借したアルテマティカの施工例ですが、重い扉柄を持ってきているはずなのにとても軽やかで、また実際にもガラスとアルミの扉は軽く、
「存在」と「消失」のはざま、"神秘的な空間"を暮らしの中に提供してくるれることが、Valcucineのキッチンを採用するにあたって、購入者の"喜び"になるかと思います。
地下展示3:ARTEMATICA / ソフトラインモール
こちらもワークトップとキャビネットにラインを入れることによって軽やかさを演出いているデザインのキッチンになります。実際には以下のように作り込まれているので、壊れたり割れやすかったりするわけではありません。
こちらは扉にラミナム社のセラミックを使用しているのですが、Valcucineキッチンのアート哲学として総厚を5mmにしたいために、3mmのセラミックと2mmのガラスを組み合わせて開発し、その衣装を現実に落とし込んでいる点も非常に考え抜かれており、購入・共に暮らしてゆく喜びを高める要素の一つです。
「安らぎ」「ぬくもり」「くつろぎ」「豊かさ」 …
ー「どこのキッチンでもいい」わけはなく、Valcucineでなければならない理由。
たかがキッチンですが、その選択にはあなた自身の将来が、あなたにとって"どう寄り添うかーその意志と選択肢ー"が込められていると私は考えています。
価格としては、国内のシステムキッチンを購入するよりも倍以上かかるかもしれません。。。
しかし、上記で述べてきたような価値を評価できる人にとっては、ものすごく魅力的なキッチンを、この同じ時代に、お客様にご案内できることに私はとても喜びを感じます。
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ぜひ、Valcucineのショールームへお越しいただき、専任スタッフを通し、実際を案内させていただくとともに、あなたの理想に合った扉柄とワークトップの選択肢の提案を行わせてください。
(特に、リフォームのお客様は初回から私どものような工事全体を監修できる会社との接触を惜しまないでください。valcucineのショールームではリフォーム会社の案内は行なっておりません。)
補足:上記の内容で「予算」が障壁となるお客様へ
Valcucine JPの紹介
実はショールームにはもう一つ展示があります。
それは「Valcucine JP」ブランドのキッチン。
こちらの商品本家イタリアのValcucineと同じブランドで同じクリエイティブディレクター監修のもと、日本国内のミッドレンジ・ハイレンジのお客様にお届けやすい形に再度クリナップ社が開発、生産を行い、日本国内で展開するブランドとなります。
本家Valcucineのキッチンの価格帯が1000~2000万円前後であり、納期にも最低7~8ヶ月ほどかかることに対して、こちらのJPブランドは400~1000万円前後(国内の上位グレードのシステムキッチンやオーダーキッチンに近い価格帯と納期)での対応を視座として開発された商品となっております。
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詳細を以下のページにまとめておりますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけますと幸いです。
*ぱっと見の印象は当然近いですが、詳細なデザイン選択肢、仕様に関しましてイタリア本家Valcucineのものと異なっておりますので合わせてそちらもご確認いただけますと幸いです。
*出展画像は国内ショールームの画像のみでなく、本当にValcucineの良さを伝えるためにあえて本国サイトhttps://www.valcucine.com/より拝借して転載しております。