ガスコンロの選び方〜お勧めのガスコンロ選定のポイント2020最新
こんにちは、デザインキッチンTOKYOの石原です。
今回はキッチンリフォームの際にお客様が迷われる「ガスコンロの選定」についてご案内させていただこうと思います。
デザインコンロの選定のポイント
ガスコンロを選定するポイントは以下の通り、
・グリル有り(=ガラストップ)かグリルレスか
・グリルありで高機能か
・クリルありで標準的な機能を満たすか
・海外のガスコンロや国内高火力コンロ
まずはこの条件でご予算に合わせて検討されるのがよろしいかとプロの経験から思います。
・グリル有り(=ガラストップ)かグリルレスか
まず大きくはグリル(=魚焼きの箇所)がいるかどうかということで選定が分かれるかと存じます。割とよくご希望いただく意見としては「魚焼ききは使わないからいらないんですよね」という意見。その場合には、グリルレスの以下の様なコンロをお勧めします(リフォームキッチンには全て対応しております)。また後述いたしますが、昨今のコンロはお手入れや臭い移りなどに配慮されているので、10~20年前に「あまり必要ないな」と感じて導入されなかったお客様においても、もう一度現代グリルの使用感・満足度の高さの説明を受けていただくと非常に満足度の高い日常を手にしていただけると感じております。
リンナイであれば以下の様なドロップインコンロ
- ↑ RD641STS (52-8768)
- ↓IHと組み合わせることのできるガラストップタイプ(リンナイ ドミノ式ドロップインコンロ)もあります(前者よりはお高めです)。
ノーリツからもスタイリッシュグリルレスコンロ「ネロ」も
こちらはリンナイのドミノ式ドロップインコンロよりもお手頃価格でスタイリッシュな仕様。
グリルありの場合は、基本的にはガラストップがおすすめ
リンナイではデリシアかリッセ
リンナイではデリシアかリッセがおすすめです。
というのも、デリシアは詳細な説明はメーカーページを参照いただくとして、現時点で国内ガスコンロの中でもトップのデザイン、機能性を誇るモデルです。デリシアは最新のコンロで、全自動で調理が行える非常に優秀なコンロとなります。実際に私も研修会にて使ってみましたが、具材を入れてボタン一つで火力全自動でハンバーグや圧力調理(無水鍋調理)ができるので美味しく快適な調理環境が構築できるのが魅力です。
ではもう一方の「リッセ」ですが、これは他にもリンナイにグレードがあるにせよ、脱臭、オートグリル、オートタイマーの機能がリッセより下のグレードにはついていないからという理由です。特に脱臭機能はオープンタイプのキッチンをお選びいただくことが増えている現代(=リビングと一体化したキッチン)では外せない機能なのではと思います。
出典元:機能早見表】リンナイ・ノーリツ・パロマ・ハーマンの人気ビルトインコンロを比較!|コンロ交換専門店★ハッピーコンロ / https://happy-conro.com/chart/
ノーリツはプログレ
ノーリツからはリンナイと同じ様にプログレというフラグシップモデルがあります。プログレはどちらかというとグリル(魚を焼くところ)に特徴があり、パンを焼けたりもします。ただ、パンを焼くぐらいの人は、したにガスコンベックをつけたりされますので、そういった意味では全自動オートメニューのあるデリシアの方がおすすめかと個人的には思います。もちろん求める機能は人それぞれですので、ぜひメーカーサイトにてその違いを確認されるのがよろしいと思います。
海外のガスコンロや国内高火力コンロ
ハイカロリーであったり、継続的にとろ火を使用したい様なシーンでは、以下の様なコンロのご案内も可能です。
ノーリツのプラスドゥ
一般的なコンロはある程度の温度で自動センサーが働きますので、ハイカロリーな調理ができることが魅力です。
ダッチオーブンに対応していたり、五徳の上でのスライドが容易な様に作られていたり。イメージとしては海外製の「バイキング」のコンロに近いイメージです。マンションなどでは火力の関係上バイキングのガスレンジを挿入できない物件がほとんどなので、そういった場合にはおそらくこの選択肢になってくると思います。
ASKOのガスコンロ
スウェーデンのガスコンロであるASKOのガスコンロは超過力バーナーが鍋の大きさによって炎をチェンジすることが可能です。
バーナーの炎は2種類に切り替えられます。通常は炎の熱を外にこぼさない内炎式で加熱。直径の大きい鍋を使う時は、炎が外に広がる外炎式にチェンジ可能。調理の内容や鍋の大きさによって、熱を効率的に使えます。
いかがでしたでしょうか
現代ではガラストップのコンロが主流であり、機能的にも非常に多くの機能がついておりますが、調理で直接使う機能を差し置いたとしても脱臭機能など基本的におすすめの機能がございますので、ぜひしっかりと商品の比較をされて選定されることをお勧めいたします。